2009年01月26日

B 「どこで見る。サンタクロースのソテー」


まだ準備の話で真面目に書きます。
いやらしい事にオーロラはフィンランドでも見られる場所は限られていて、首都のヘルシンキよりもずっと上、北極圏(ラップランド)でないと見られないそうです。いやらしい。
だったら北極圏の州都、ロヴァニエミ?もっと北のサーリセルカ?それに町の灯りが無いところでないと見にくいらしいので、初めての海外旅行だし、観光もしたいし、ということで、考えながら色々手続きして予約してできたいやらしい簡単なスケジュールがこれ。



1/1
・中部国際空港(11:50)からFIN AIRの国際線でヘルシンキ(15:10)へぶっ飛び、  
国内線に乗り換えてヘルシンキ(16:15)からロヴァニエミ(17:35)着地。
・ホテルCUMULUS ROVANIEMIで2泊観光。


1/3
・ロヴァニエミから多分バスでどうにかしてサーリセルカ辺りのKiilopaaという宿泊施設へ行く。 行き方も分からないから向こうで何とかする。6泊。オーロラ観測。


1/9
・10時チャックアウトで多分バスでどうにかしてロヴァニエミへ帰る。
・ロヴァニエミ(21:10)から寝台列車に乗ってヘルシンキ(1/10 8:37)へ。


1/10
・起きたらきっとヘルシンキ。ホテルSOKOS PRESIDENTTIで4泊。観光。


1/14
・ヘルシンキ(17:20)から中部国際空港(10:00)到着。日本。やほい。



とまあ、ざっとこうなった。すんげえ心配な日もあるんだけど、多分大丈夫だろうと、あとは荷造りよ!と思いながら鼻ほじって毎日を忙しく過ごしました。

チケット代は往復で海外旅行保険も入って燃油チャージ込みで14万くらいだったかな。ロヴァニエミからヘルシンキへの寝台列車はスリとか恐かったので1等にして26,000円くらい。まあ飛行機よりはよっぽど。 円高とかの影響はあるみたい。

あと、ホテルの探し方も良く分からず、APPLE WORLDとかで調べていたんだけど、仕事が忙しくて思うようにいかず、飛行機と寝台列車の手配を頼んだH.I.Sの姉ちゃんにお願いしました。

すごくいい人で頑張ってくれたのですが、人任せだったのでロヴァニエミのホテルはまぁそこそこの値段でしたが、ヘルシンキのホテルは高級ホテルになってしまったので1泊200ユーロ(2万以上)したと思います。めっちゃ金持ちそうな人いたし。僕はリュックだし。 今思えばサービスもいらないし、最初から全て安いホステルとかにしとけば多分1泊50ユーロ以下で泊まれる気がしました。

Kiilopääっていうのはサーリセルカから20kmくらい離れた地区でオーロラ帯の中にどっぷり入った場所です。周りには山ばかり。キーロパーの宿泊施設は色んな泊まり方があってシングルシャワー付キッチン無しや、誰か他人とでシャワーは共用サウナのみでキッチン付きだったり、コテージ丸々だったり値段も様々。基本安い。僕はシングルの70ユーロくらいで朝食付き。でも向こうで色んな人に聞いてみると、他人と泊まる部屋も空いてれば1人で使えるし、キッチンもあるし、30ユーロくらいという部屋もありました。くそ。

サイトは日本語訳も無いので英語分かる人に聞きながら訳しながら予約しました。心配なのでメールもしました。ていうかガイドブックにも乗ってないキーロパーって何、どこ、と言う気持ちでいっぱいでした。心配だったのでgoogle mapで住所打ち込んで印刷しておきました。それが当日エラいことになりました。くそ。




もうすぐさよならユニー。



  

Posted by QK at 01:12 | Comments(0)

2009年01月24日

A 「世界の終わりに見たいモノ。オーロラの汁。」



世界の終わりに--------------、世界の終わりに君と二人で。ばっかじゃねえの。 僕は何だ。夕焼けが見たい。そう思ってる。朝日じゃない。うん、朝日じゃない。 「終わり」というものに何か、あるのよ。


一日の終わりの始まりは、何度見たって流れるバックミュージック次第じゃ涙だって流しちゃうし、鼻水だって、ミミズだって。


何をしたい。味噌汁が飲みたい。夕焼けを見て、味噌汁を飲んで、どか〜ん。うん悪くない。だってこんな僕だもの。


結構毎日は好きだ。毎日は少し違うから。じゃあもし毎日がオモックソ違うとしたら何が見たいって。
オーロラなんですよ僕。こう見えて。オーロラなんです。


いつからだろうかな。とにかくオーロラが見たいってずっと思ってた。
オーロラ輝子の頭がキラキラしていたあれがオーロラ。 そんな風に思ってた頃から何となく見たいなぁと思いながら大人になってしまい。 気がつけばヒゲもボーボー、ぴっちぴっちになってしまってた。


寒さが大嫌いな僕は冬の間は歩き方はおじいちゃん。近所の人は僕の腰の曲がり具合と歯から奏でるこだまもビックリのカタカタカタカタで「冬が来たわ」と思ってると思う。だから本当におじいちゃんになった時には僕は相当おじいちゃんだと思うから寒さに耐えれそうにない。今っきゃない。そう思った訳。


働くようになって、それとなく始めた定期預金には、大嫌いで大好きなお金がいつのまにやらずいぶん貯まってた。

その年の9月、使っちゃえ!って思って。12月、上司にビクビクしながら「おい、2月くらいに2週間くらいオーロラ見に行っていい?」って聞いてみると。「駄目だ!」ってさ。「ちょええええ!」って言いました。何よ!って思ったけど、来年ならいいって。
なので1年後に20日休みをもらい、北極圏へ行けることになりました。


初めての飛行機。初めての海外。英語も喋れない僕。ツアーは嫌。どこへ行こうか。どこへ行けるのか。
たくさん調べて2009年1月1日から2週間、フィンランドへ行く事にしました。


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‥でね。行ってきたんですよ。フィンランド。結果から言いますが。見れませんでした! その時はものすごいショックでした。


が、北欧は全て引っ括めてすごく楽しくて静かな毎日でした。歩いてるだけで幸せだなんて。そんな事今まで無かった。


チャンスなんて生きてりゃずっとチャンスですし。あれで諦める訳はないのでまた2年くらいしたら見に行こうと思います。行き先は未定。アラスカはトナカイが何か恐いトナカイじゃない?あれ、角すごくない?


でもフィンランドも手応えはあったのでまた同じ場所でも全然良くって。景色、人の良さ、すごく良いところだったのです。僕の運が悪かっただけ。


でも英語はもちろんフィンランド語なんて全く知らない僕は、ガイド本の嘘つき!みたいな事や、googleのバカ!嘘ありがとう!みたいな事もちょいちょいあって、訳の分からないフィンランドでの毎日を箇条書きで書いていて、汚い走り書きの字が読めるうちに、記憶が新しいうちにしっかり日記にしようかなと思ったので、ちょいちょい「花の数」を数えさせてもらっていたBoologさんにもう少し場を貸してもらって不定期更新でblogにいたします。


これからフィンランド行きたい人、オーロラが見たい人、全然分かんないという気持ちは本当に分かるので、これから書く事はオーロラは見れなかったクセに少しは参考になると思いますので、お願いします。単なる日記なので、ネタバレみたいな事もあるし全然深く説明はしないので、何か質問あればメールでどうぞ。あと、次は観光無しでもっと安く行きたいし、ガイド本には載ってないような素晴らしい店なり場所なりを知ってたりする方、何かアドバイスがあれば教えてください。めっちゃ教えてください。


それではよろしくお願いします。 グン!グ、グン!







  

Posted by QK at 03:30 | Comments(1)